11.鏡のメッキが上る
2004/03/08
今日、甲子光学からアルミ/シリコナイズドメッキが上ってきました。ちょっと驚いたのは、送付元が甲子光学でなくてジオマテック株式会社というところか
らであったことです。
梱包は実に丁寧に行われており、中身の確認は安心してできる状態でした。
真空蒸着が完了したミラーは下の写真のように『見た目』ではほとんど欠陥らしいものは見えません。
メッキ完了したミラー
次のグラフはミラーに添付されていたデータシートです。
FS-200のメッキの分光反射率
光学メーカーのカタログによるとアルミ/シリコナイズドメッキの400〜700nmの分光反射率の平均値は85%程度ということですから、この鏡の反射
率はその条件を満たしているようです。
ニューポートカタログより
これでいよいよミラー付きのFS-200(仮)鏡筒が完成したことになります。
ところで、完成した仮鏡筒ですが、ミラー込みで20.1Kgというかなりの重量になってしまいました。(まだ耳軸などを取り付けていない重量です) 既
にかなり気合を入れなければ持ち運びに苦労をするであろう重量になってしまっていますし、更に赤道儀に載せる作業を考えると相当苦戦を強いられそうです。
赤道儀としてヨーク式の可能性を考えましたが赤道儀本体も含めて50Kg以上の重量を回転、恒星時駆動させるには駆動系に相当な負担がかかります。
駆動系の負担を抑えて高精度追尾をするにはむしろポーラースタット方式の赤道儀のほうが良さそうにも思えます。
ポーラースタット式赤道儀
ということで、FS-200の赤道儀のあり方についてはFS2.0赤道儀を利用することも含めてまだまだ考慮の余地がいっぱいです。